『一人旅にでも行きたいな…』『でも連休は難しいかも…このところ上司の機嫌は悪くなる一方…』旅に出たいと思ったときに、自由に実行出来ないのは現代社会、会社勤めをしている人には共通の悩みかもしれません。私も職場の上司や、一緒に働く同僚の目が気になってなかなか休みが欲しいと言い出せませんでした。
ですがたまには息抜きも必要です。
ここから抜け出したい
突然旅行に行きたいと思うことありますよね。毎日同じことの繰り返しで平凡に生きることに飽き飽きしているのでしょうか。それとも、気晴らしに一日でもいいから、全て忘れて楽しみたい!というリフレッシュ願望でしょうか。
『美しい景色が見たい!』『海を眺めてボーッとしたい…』『都会の賑やかな街を颯爽と歩いてみたい!』など、願望は様々でしょう。毎日フルタイムで働いていると、なかなか連休を取れない現実が目の前にありますよね。
有給でさえ、気を遣って言い出せないおかしな世の中です。周りの顔色をうかがったり、意見を合わせることは自分を抑えて本当の気持ちを閉じ込めてしまいます。『旅に出たい!』という気持ちは、今いる世界から抜け出したい!という願望が隠れているのでしょう。
とは言っても、今すぐ勤めている会社を辞めて世界一周の旅に出る!なんてことはあまり現実的ではありません。でも憧れますよね。脱サラなんてシチュエーションは無理でも一日くらいなら、今いる現実世界から抜け出すことは可能でしょう。
ここから抜け出したい!そう感じているあなたにいくつかオススメの旅行先を紹介したいと思います。さあ、今すぐ荷造りして退屈な毎日から飛び出しましょう。きっと素晴らしい景色が見えてくるはずです。
オススメの旅行先
東京、そこは日本でありながらまるで外国にいるような気分が味わえます。多国籍な人々が目まぐるしい流れのなかで自由に生きています。世界各国からその土地のグルメが流れ込み、真っ直ぐに伸びた道の両脇には様々な国のレストランが並んでいます。
激戦区となればどの店に入ってもその味は本物で、働いているスタッフも外国の方ばかりです。まるで本場のその土地で食事をしているような気分になれます。たくさんのグルメなレストランの他にもまだ見所は沢山あります。
東京には10ヶ所を超える水族館や観葉植物園があります。一日中水族館で海の中にいる気分になりながら、魚たちを眺めてみてもいいかもしれません。東京の名所スカイツリーには、すみだ水族館の他巨大なショッピングモールも入っていてとても見所満載です。
スカイツリーを見に行くついでに水族館で癒されて買い物もできる、夢のようです。ゆったり観光したいなら浅草などもいいですね。浅草寺の中のお店通りは、昼間は観光客で溢れていて少し騒がしいですが、夜になると一変して静かでライトアップされた五重塔はとても神秘的で美しいです。
夜はお土産屋さんが閉まっているので浅草寺内でお土産を買う予定がなければ夜に行ってみるのもいいかもしれません。時間的に余裕があればもちろん昼間と夜に二回行くのもいいでしょう。東京でオススメのスポットは、上野のアメヤ横丁も活気があって楽しいですし、東京のシンボル東京タワーもはずせません。
日帰り旅行では見に行く場所を限定して楽しむ必要がありそうです。一方で、東京とは反対に大自然に魅力を感じる方もいるでしょう。
毎日満員電車に揺られ、窮屈な通勤ラッシュにフラストレーションを抱えている人は開放的な場所を本能で必要とします。そんな方の日常は、仕事で訪れる場所のほとんどが人で溢れ、息づかいが絶え間なく聞こえてくるような毎日かもしれません。
それだととても疲れますよね。一日で戻ってこられる場所では限りがありますが、私なら誰もいない静かな海を選ぶでしょう。座ってただ波の音を聞いているだけで、日頃のストレスから解放されます。周りにいる人に気を遣うことなく自分の時間を過ごせるといいですね。
旅をしたい気持ちは本音か
本来旅行は、ゆったりリフレッシュしたいときなどに行きますよね。もちろん、休みが取れないので日帰り旅行という選択肢も出てくることもあると思います。ただ、どこの物好きがたった一日の旅行を自ら進んでするのでしょうか。
乱暴な言い方になってしまいましたが、日帰り旅行の醍醐味は一日で行ってその日のうちに帰ってこれるところだと思います。しかし本音はどうなのでしょうか。もしかすると、今の日常から逃げ出したいだけかもしれません。
仕事場所に嫌な同僚がいるのかもしれません。もしかすると、旅行にでかけてこのまま帰りたくないと思う人もいるでしょう。
私が日帰り旅行を計画するときは、大抵何かにむしゃくしゃしているときです。何かを表現したり、やろうとトライするとき人は本来の願望を投影することが多々あります。
心の中の本音は『ああ、仕事辞めたいな…』かもしれませんし、もしくは『どうして自分はこんなにダメなんだ』かもしれません。日帰り旅行の代わりに本当は他に向き合わなければならないことがあり、目を背けているだけかもしれません。
風に吹かれて
旅行先の近くの海て砂浜に腰かけていると、ただ海が在るがままに揺れている姿には胸を打たれます。ぐるりと一周すればまた同じ場所に戻って来られるのに、海の向こうは永遠のように見えます。日帰りの短い旅行でも、普段の生活から解放されてリフレッシュ出来れば、また仕事も頑張れるでしょう。
色々な場所の風に吹かれて自分をリセットするには、一日あれば充分なのかもしれません。
いつもの毎日へ戻る
旅行からの帰り道は不思議なもので、『明日からまた仕事か…』と思うのと同時に、いつもどこかほっとした気持ちなるのは私だけでしょうか。あれ程どこかに行きたいと願っていたはずなのに、帰る場所があることに私たちはほっとしているのかもしれません。
旅行は短い一日でも、長い一週間でも私たちを違う場所へ連れていってくれます。楽しみに旅行へ出掛けられるのも、言い方を変えれば嫌な同僚や、うるさい上司がいてくれるからなのかもしれません。きっとそんな人たちにも私たちはお土産を買って帰るでしょう。
繰り返しの毎日は私たちに、何が大切なのかを時に分からなくさせ、迷わせることがあります。ここから抜け出したい!と言う気持ちの裏を返せば、もうあなたは帰る場所を持っているということです。いつもの毎日に戻れることを教えてくれる旅行へ、出発する準備がもう出来たかもしれません。
参照:日帰りバスツアー(関西発・大阪発)| オリオンツアー … https://orion-bustabi.com/kansai